第1部スタート

第1部は定刻通り始まり、まずは冒頭に"アルファケンタウリ"のライブ映像が流れ、 会場が一気にアキノさんの世界観に引き込まれていき参加者全員がライブ映像に目を奪われて会場全体が神秘的な空気感に包まれていきました。
続いて司会者のゆかぁりさんが登場しアキノさん、プロデューサーの小川さんを紹介するといつものイベントのまったりした雰囲気に変わりいよいよ始まるのかと参加者の皆さんのワクワク感が伝わってきました。

わら子さん

プレゼン一番手は企画発案者である「わら子」さん。
企画してみたはいいがうまくいくか最後まで心配だったと心境を語り、結果的には予想以上の数の参加者と作品が集まり大成功になったと感想をお話していました。 制作して頂いたものは、 アキノさんの世界観をイメージして『スノウドーム』と『ペーパーウェイト』でした。アキノさんと小川さんの質問に 「デザインを考える時間」、「アイディアを出す時間」が大変で制作自体に時間はそんなにかからないと答えていました。

nashiki1978さん

続いて「nashiki1978」さん。アキノさんの世界観をイメージし動画を制作して頂きました。「Aquarium on the moon」をBGMにシャボン玉が印象的な浮遊感のあるイメージから始まり最後はアキノさんをイメージしたイラストで終わる神秘的な動画でした。
そしてなんと最後に壇上で突然のプロポーズ!!会場全体が驚きに包まれる中お相手の方も壇上に上がり緊張の瞬間・・・
そしてお返事は、、、「よろしくお願いします」プロポーズ大成功!!おめでとうございます。お二人で仲良く手をつなぎ壇上を後にしました。末永くお幸せに!!

有田さん

続いては「有田」さん。「覚醒都市」のイメージビデオを制作して頂きました。朝焼けや夕暮れの画像に合わせ歌詞が現れては消えていく映像だったのですが、良く見ていると画像の一部だけが動いていたり歌詞がエフェクトを伴って消えていく演出があったり所々に仕掛けがあり飽きさせない映像の連続でした。小川さんも「オシャレな映像」と感想を述べていました。

忍さん

そして「鉱石ラジオ」からインスピレーションを受けその鉱石ラジオ自体を制作して頂いた「忍」さん。鉱石ラジオの仕組みや使われている素材、使われている鉱石の特徴などを丁寧に説明して頂き、参考になる知識ばかりでとてもためになる時間でした。実際にラジオを聴くためにはなんと10メートル前後のアンテナが必要で、しかもかなりナイーブな作りらしく残念ながら会場では環境的に音を聴く事はできませんでした。アンテナの仕組みを聞いたアキノさんは歌詞に触れ「全くの偶然だけど風の丘で聴く鉱石ラジオにしておいて良かった」とコメントし会場の笑いを誘いました。
そしてなんとここでも企画者のわら子さんとのご結婚のご報告!!
この日のアキノさんはさながら恋のキューピッドでした。

keiさん

そして8,000以上のパーツを使ったビーズのアキノさんドット絵と「ガレキの楽園」のイメージを世界各国の風景になぞらえたスライドショーを制作して頂いた「kei」さん。
「ガレキの楽園」をBGMに流れる世界各国の風景を見ているとさながらkeiさんの世界旅行を追体験しているようでした。ドット絵の制作の大変さを語って頂き、反面最近はパソコンに画像を読み込んで色の指定をしてくれる便利なソフトがあるという話で盛り上がりました。

たまさん

色々なジャンルの沢山の作品を製作して頂いた「たま」さん。
全員が参加出来るようにと製作して頂いた「みんなで作ろうアキノアニバーサリー ツリー」や、前回の制作より大幅な改善を加えた「ナナちゃん万華鏡」、会場の皆さんとの共有が出来るようにと参加者目線での「台湾ライブツアーレポート」の動画どれもきめ細やかで丁寧な作りで全ての作品のクオリティーが非常に高かったと感じました。アキノさんと小川さんも作品の種類の多さに驚いていました。

まなさん

第1部最後の発表は刺繍が趣味の「まな」さん。
ファンクラブのエンブレムやナナちゃんを抱いた猫のマスコット(しかも手足が可動!!)羊毛刺繍で制作。実際に拝見した作品は、とても手の込んだ精巧な作りで目を見張る出来映えでした。
制作の裏話をお話頂きましたがその時に小川さんのビジネスライクな大量生産や原価の計算などの話があり会場が笑いに包まれました。

「新居昭乃 秘蔵お宝映像集!! 」上映からスタート

第2部はアキノさんの活動の歴史を振り返る(アキノさんいわく「映像を見た人の中には私を嫌いになる人がいるかも知れない」ほど衝撃的な)映像集の上映からスタート。この日のイベントでしか見る事が出来ない相当な希少価値の映像集だったそうです。
小川さんからは素材をアナログテープからおこした編集の裏話や「髪型に時代を感じる」等のコメント。アキノさんの不安とは裏腹に会場のファンの方々は「すごく楽しかった」、「持ち帰って家でじっくり見たい」と大好評な映像集でした。

y.o.sさん

第2部プレゼンスタートは「yos」さんから。
アキノさんの曲に合わせて海外公演・ライブのレポートを動画にまとめて頂きました。ライブ会場の開場前の様子やサイン会の様子が参加者目線で記録されていて、足を運べなかった方には非常に価値のあるレポート動画だったのではないでしょうか。そして注目するべきはBGMに使われたアキノさんの秘蔵音源。なんとアキノさん自身も持っていない未発売・未発表のデモテープレベルの音源が使われており、アキノさんから「ダビングして!!」と言われる程。入手経路を尋ねられて「ファンの方なら知っている人は知っている」だそうです。結構、有名な話らしいです。

ナナさん

続いて「ナナ」さんはUVレジンという素材を使った画像と鳥かごを使ったアート作品の制作をして頂きました。
こちらの画像では細かな表現が見ずらいですが「星の雨」を題材に神秘的なアキノさんの世界観をイメージして制作して頂きました。細部までこだわりが伺える精巧な作りの作品にアキノさんから「鳥かごが印象的でツボだった」とのコメントがあり、展示してある作品に関してもかなりのお気に入りの様子で何枚も写真におさめていました。

みやこさん

アキノさんの曲「きれいな感情」を題材に写真作品を制作して頂いた「みやこ」さん
歌詞を追って情景を写真にで表現したという事で透明感のあるモデルさんも相まって非常に印象深い写真作品でした。アキノさんは「曲をとても大切に聴いてもらっているのが伝わってきてうれしかった」とのコメントがありました。実際に展示してある写真集を手に取って見ている時のアキノさんのとてもうれしそうな表情が印象的でもありました。

さゆりさん

アキノさんの曲を楽譜におこして頂いた「さゆり」さん。
「アキノさんの曲を弾いてみたいというみんなの憧れを形にする」というコンセプトをもとに今回のイベントをきっかけに個人で作っていたものをまとめて作品にして頂いたそうで、原曲のアレンジやライブの雰囲気になるべく忠実になるように意識し楽譜にまとめたそうです。収録曲は「花冠」、「覚醒都市」、「ガレキの楽園」など全10曲で、細かな修正を加え出版を目指すとの事でした。小川さんからの「アキノさん買ったほうがいいですよ」の発言に、「買って勉強したほうがいいかも」とアキノさん。会場が笑いに包まれました。

ねねさん

「花冠」を題材に創作絵本を制作して頂いた「ネネ」さん
今回のプレゼンでご自身で読み聞かせをする予定だったそうなのですが、残念ながら当日は喉の調子を崩してしまいご友人の「kei」さんが変わりに朗読。「花冠」という曲はアキノさんが曲の提供やサポートを中心に活動していた頃に自然に生まれた曲であり「自分がどんな曲を歌いたいか」を明確にしてくれた曲でもあり思い入れの強い曲らしく、それを絵本にしてストーリーまで考えて頂いてとてもうれしいとのお話がありました。

海砂城さん

「自分で作るアキノグッズ」をテーマにアクセサリを作って頂いた「海砂城」さん。
アキノさんのカレンダーのイラストを題材にブローチやピアス、ストラップファスナーチャームなどメインのものだけでも10点以上あり、本当に沢山の作品を制作して展示して頂きました。なかでもアキノさんのお気に入りは「白の惑星」をテーマにしたアクセサリで細かな刺繍や装飾のクオリティに驚いたとのコメントがありました。

ナオさん

第2部最後の発表は112曲に及ぶアキノさんの歌詞の分析レポートを制作して頂いた「ナオ」さん
分析・数値化する事によりアキノさんが宇宙の事が好きな理由が明確になり、「アキノさんの関心があるもの(遠い、光、闇、神秘、全体感、自然など)をほとんど内包しているから」と結論を導きだしたそうです。非常に興味深い緻密なレポートの内容にアキノさん自身「自分が小さい頃から宇宙が好きな理由に気づかされた」と驚いていました。

すみれ出版局さん

第3部は「すみれ出版局」さんからスタート。
今回制作頂いたものは「ピアノ独奏・新居昭乃曲集」。前回の出展では「弾き語り用の楽譜」を制作して頂いたそうなのですが、今回は「ピアノだけでアキノさんの曲をメロディまで演奏出来る」をテーマに制作して頂いたそうです。尚かつ手の小さな方でも弾けるようにアレンジして楽譜におこしたそうで、イベントの時点で既に正式に出版されていたそうです。アキノさんが「家に帰ったら注文します」とコメントするほどの完成度の高さでした。

うつほさん

アキノさんをイメージしたシルバーアクセサリーを制作して頂いた「うつほ」さん。
「鉱石ラジオ」を題材にしたペンダントトップ、「印象」を題材にしたサファイアをあしらったアクセサリなど5点制作して頂きました。なかでも「スプーン」をデザインしたシルバーアクセサリーの「欧米で赤ちゃんのお守りとして深く浸透している」という逸話が印象的でした。とても細やかなで根気がいる作業が必要だっただろうと想像出来る作品ばかりで、高い技術をお持ちになっている事が伺えました。

Lagiさん

アキノさんの楽曲をイメージしたアクセサリーを出展して頂いた「Lagi」さん。
「虹」、「祝祭の前」、「少年の羽」、「三日月の寝台」、「サイレントナイト」などを題材にチャームやビーズを使ったアクセサリー、携帯ストラップなどをなんと合計14点も制作して頂きました。全ての作品にアキノさんのイニシャルの"A"を取り入れたデザインを取り入れたそうです。作品の雰囲気も非常に多彩でゴールド、シルバー、ブロンズなど曲に合わせて金属の質感が変わっていたり、月・星や妖精、お城など造形も多彩で、パーツの取り外しも可能なものもあったりと細かな気遣いも多い精巧な作品ばかりですぐにでも販売出来そうな完成度のものばかりでした。

なゆたさん

「エノア」さんと「律」さんからなるグループの「なゆた」さんはアキノさんの楽曲をイメージした沢山の写真作品と洋服をメインに出展して頂きました。
写真作品はとても沢山の作品数でとても雰囲気のある作品ばかりでした。まるで花火をその場で見ているような写真や、ディティールの細部まで映り込んだような日食の写真など撮影技術の高い作品ばかりでした。洋服もアキノさんをイメージしたかわいらしいデザインや神秘的な雰囲気を帯びているデザインなど様々な種類が展示されていました。ご覧になったアキノさんもお気に入りの様子でウキウキした表情を浮かべていました。

加村なつえさん・秋流さん

当日お越しにはなれなかったそうなのですが、作品の出展をして頂いた「加村なつえ」さんと「秋流」さん。
司会のゆかぁりさんが代わりに作品を紹介して頂きました。加村さんの作品は「白い惑星」を題材にしたアート作品と「NY」を題材にした絵。曲の世界観を表現したそうです。アキノさんから題材になった曲の制作時の心象の逸話が語られました。秋流さんはペーパークイリングでアキノさんの描くイラストを表現。細い紙をくるくる巻いて作る鳥や花、"ナナちゃん"の造形が見事でした。アキノさんから落書きだった"ナナちゃん"の存在感がどんどん大きくなっていくのが楽しいとコメントがありました。

第3部最後はミニライブ

イベントの最後にはアキノさんのピアノ弾き語りミニライブが行われました。演奏した曲はイベントのテーマ「蒼玉節」にちなんで"青"が出てくる曲を選んだそうです。
1.サリーのビー玉
2.空の青さ
3.遠い青色
4.蒼玉節
5.虹
ファンの皆様の書いた短冊で飾られた「アキノツリー」と共に合計5曲を演奏しました。最後の「虹」では会場全体での合唱も起きて、大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じました。